パパが寝かしつけると大泣きするのはなぜ?「パパじゃ寝ない」と言われた僕が担当になるまで

パパが寝かしつけようとすると大泣きする。夜だけパパを嫌がる。その理由は、パパの不器用さでも愛情不足でもありませんでした。「パパじゃ寝ない」と言われていた父親が、寝かしつけ担当になるまでにやったことを、失敗も含めて正直に書きます。

パパが寝かしつけると大泣きするのはなぜ?「パパじゃ寝ない」と言われた僕が担当になるまで

パパが寝かしつけようとすると大泣きする。昼間は平気なのに、夜だけ嫌がる。

その理由と、うちで実際に起きたことを書きます。4年やって、どうなったかまで書きます。

「パパだと寝ないから、結局わたしがやることになる」——これ、我が家で妻が実際に言っていた言葉です。

最初は本当にそうでした。僕が抱っこすると泣く。ママに代わると泣き止む。寝かしつけは完全にママの仕事で、僕は「戦力外」でした。

先に結論を書きます。下の息子の寝かしつけは、今は妻と半々でやっています。

ただし上の娘は、物心がついてからは、寝かしつけだけは今も僕を嫌がります。そこは正直に書きます。

やったこと、つまずいたこと、そして今どうなっているか。パパ本人にも、パパに任せたいママにも届いてほしい記録です。

なぜパパが寝かしつけると大泣きするのか

これ、パパの愛情とか不器用さの問題ではありませんでした。単純に、接している時間と回数の差です。

我が家は当時、僕の帰りが遅く、娘と過ごす時間が圧倒的に少なかった。赤ちゃんからすれば「いつもいるママ=安心」「たまにいるパパ=?」なのは当然。慣れの問題であって、向き不向きではなかったんです。これに気づけたことが、最初の一歩でした。

パパが寝かしつけできるようになるまで

ステップ①:まず「同じやり方」を妻から教わる

最初の失敗は、自己流でやろうとしたこと。子どもは「いつもと違う」と敏感に察して泣きます。

そこで、妻のやり方をそっくりそのまま真似ることにしました。抱っこの向き、トントンのリズム、流すオルゴール、声のかけ方まで。やり方が同じなら、子どもの安心感が途切れにくいんです。

ステップ②:ルーティンを「仕組み」にする

パパが寝かしつけを担当できた最大の理由は、寝かしつけのルーティンが決まっていたことです。

「お風呂 → 暗くして授乳(うちはミルク) → オルゴール → トントン」。この流れが家族の共通ルールになっていれば、誰がやっても同じ。属人化していた寝かしつけが、再現できる「仕組み」に変わりました。

ステップ③:いきなり夜本番ではなく、お昼寝から

最初から夜の寝かしつけに挑むと、失敗したとき親子ともにしんどい。なので、まずは休日のお昼寝でパパが練習しました。昼間は子どもの機嫌もよく、失敗しても傷が浅い。ここで成功体験を積んでから、夜に挑みました。

ステップ④:ママは「その場から消える」

地味にこれが効きました。ママが見える範囲にいると、子どもはママを求めます。パパが寝かしつける日は、ママには別室に行ってもらう(できれば気配を消す)。「ママはいない、今日はパパだ」と分かると、子どもも切り替えてくれました。

おすすめ理由

ママにとっては、これが自分の時間を取り戻す第一歩になります。最初の数回は「泣いてないかな」と気になるものですが、思い切って任せてしまうのがお互いのため。我が家はこれで、妻が夜にゆっくりお風呂に入れるようになりました。

つまずいたこと・正直な失敗

注意点

・最初の数回は普通に失敗します。「やっぱりパパじゃ無理」と言われてもへこまない。慣れるまで回数が必要なだけ
・パパが焦ると伝わって余計に泣く。トントンの記事にも書きましたが、これは本当
・ママが「やっぱり代わろうか?」と途中で出てくると、振り出しに戻る。任せると決めたら、最後まで任せてもらう

「パパが良い!」と言われた。でも、寝かしつけではなかった

別の記事にも書きましたが、転職して帰宅が21時から18時になり、娘と過ごす時間が増えました。そしてある日、娘が「パパが良い!」と言うようになりました。

「パパじゃ寝ない」と言われていた僕が、です。あれは本当にうれしかった。

ただ、正直に書きます。それは寝かしつけの場面ではありませんでした。

娘が「パパが良い」と言うのは、お風呂とご飯です。寝かしつけだけは、今でも僕だと嫌がります。

接した時間が増えた分、たしかに関係は変わりました。でも変わった先は「全部パパでもいい」ではなく、「この場面はパパ」という分かれ方でした。

それは、いつまで続くのか

うちの答えを正直に書きます。上の娘については、まだ終わっていません。

物心がついてからのほうが、はっきり分かれました。下の子が生まれてからは「トントンして」と言われるのも妻のほうです(赤ちゃん返りの話)。寝かしつけに関しては、僕は今も選ばれていません。

ただ、下の息子は違いました。生まれたときから僕も寝かしつけに入っていて、今は妻と半々です。同じ親でも、子どもによって結果が違いました。

だから「いつまで」の答えは、たぶんこうです。必ず終わるとは言えません。でも、上の子で選ばれなくても、下の子では違うことがあります。

選ばれない場面と、選ばれる場面がある

これが、2人育てて今いちばん思っていることです。

娘は寝かしつけでは僕を嫌がりますが、お風呂とご飯は「パパが良い」と言います。本人の中で、役割が決まっているようです。

「パパも寝かしつけできるようになる」という話は世の中にたくさんあります。でも実際に起きたのは、できる・できないではなく、場面が分かれたということでした。

寝かしつけで選ばれないのは、つらいです。でもどこにも選ばれていないわけではありません。そこだけは、同じ立場のパパに伝えておきたいです。

まとめ

  • 「パパじゃ寝ない」は不向きではなく、接している時間と回数の差
  • まず妻のやり方を完コピ。自己流は禁物
  • ルーティンを「仕組み」にしておくと、担当を代われる
  • お昼寝で練習 → ママは消える → 任せ切る
  • 上の娘は、今も寝かしつけだけは僕を嫌がります。必ずできるようになるとは書けません
  • ただし下の息子は妻と半々。同じ親でも子どもによって違いました
  • 娘が「パパが良い」と言うのはお風呂とご飯。選ばれる場面はちゃんとあります

寝かしつけで選ばれないと、自分がダメなのかと思います。僕もそうでした。でも4年やってみて思うのは、役割が分かれただけということです。今「戦力外」だと感じているパパにも、選ばれている場面がきっとあります。