下の息子の歯が生え始めました。
歯が生えるころは、歯ぐきがむずむずして機嫌が悪くなる。いわゆる歯ぐずりです。夜中に起きる回数も、その時期は少し増えました。
そこで歯固めのおもちゃを買いました。ひとつでは足りないかもしれないと思って、いくつも買いました。
そして、どれも気に入らなかった
握りやすそうなもの。冷やせるもの。かわいい形のもの。
一応くわえてはくれます。でも、すぐ飽きる。放り投げる。しばらくすると、もう見向きもしない。
「これだけ種類を買ったのに」と思いながら、床に転がった歯固めを眺めていました。
息子が選んだのは、おしゃぶりの紐でした
そんなある日、気づきました。
息子が夢中でかじっているのは、おしゃぶりホルダーの紐でした。
歯固めではなく、おしゃぶりを服に留めておくための、あの紐です。
なんでそれなんだ、と正直笑ってしまいました。買った歯固めたちの立場がありません。
でも本人はご機嫌で、いちばん長くかじっていたのが、それでした。
ポイント
布のタグ、洋服の袖、親の指——歯固めより身近なものを好む子は珍しくないみたいです。歯固めは「合う子には合う」くらいの気持ちで買うのがちょうどいいのかもしれません。
ただし、ここだけは気をつけてください
正直に体験を書きましたが、そのまま真似することはおすすめしません。
ひも状のものは、赤ちゃんにとって危険になり得ます。
注意点
・寝るときは必ず外す。眠っている間がいちばん危険です
・ベビーベッドやサークルに取り付けたままにしない
・目を離すときは外す
・おしゃぶりホルダーは、そもそもかじるための道具ではありません(紐が切れて誤飲する可能性もあります)
我が家も、起きていて、そばで見ているときだけにしていました。かじっていて可愛いからと、そのまま寝かせるようなことはしていません。
「うちの子もこれが好きかも」と思った方は、代わりに、かじってよい素材でできた短いホルダーや歯固めを探してみてください。同じ形状のものでも、かむ前提で作られたものがあります。
歯ぐずりで夜泣きが増えたときは
歯が生える時期は、夜に起きる回数が増えることがあります。我が家もそうでした。
- いつものルーティンは崩さない。うまくいかない日があっても「そういう時期」と割り切る
- 歯ぐきを清潔なガーゼで軽く触ってあげると落ち着くこともあります
- 冷やした歯固めを使う場合は、凍らせすぎない(硬すぎると歯ぐきを傷めます)
注意点
判断に迷うときは子ども医療電話相談「#8000」(全国共通)か、かかりつけの小児科へ。
そして、この時期の夜泣きも永遠には続きません。歯が出てきてしまえば、また落ち着きます。
まとめ
- 歯固めをいくつも買ったが、息子が気に入ったのはおしゃぶりホルダーの紐だった
- 赤ちゃんが気に入るものは、大人の予想とは限らない。歯固めは「合えばラッキー」くらいで
- ★ひも状のものは首に巻きつく危険がある。寝るとき・目を離すときは必ず外す。ベッドに付けたままにしない
- 歯ぐずりの時期は夜泣きが増えることがある。ルーティンは崩さず「そういう時期」と割り切る
- 発熱・下痢が続くときは歯のせいと決めつけず受診を(#8000)
高いものを買えば喜ぶわけでもないし、良さそうなものが刺さるとも限らない。子どもは毎回、こちらの想定を超えてきます。
我が家の歯固めコレクションは、今日も静かに転がっています。



